実は納車引渡しが店頭になったホントの理由

新車のバイクをご成約していただき、うちのお店では店頭にて納車引渡しが行われます。実はコレ、もう10年以上前から引渡しが店頭となりました。実はね、店頭引渡しになったホントの理由があるんです。一言で言うと「乗ってもらいたい」これに尽きるから。
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
ボクがバイク屋、この業界に入った頃は納車引渡しはお客さんの自宅に運んでいき、自宅で納車したものであります。自宅に納車することにより、お客さんの家の場所を覚えたり、どんな場所に保管するんだろう…と現場で見ていました。
しかしここ10年くらい、納車引渡しは店頭へと変更していきました。時間がない、引渡しの間、お店を不在にするといろいろありますが、実はホントの理由はこれなんです。
「乗ってもらいたいから」
実は当時ある悩みがありました。新しいバイク。決して安いかいものではありません。しかし納車して数ヶ月経っても、走行距離が全く進んでいないバイクが沢山あったんです。自宅へ納車すると乗らないジンクス(笑)
店頭引渡しだと、何があっても乗って帰らないといけませんが、自宅だと納車が終わりじゃあ暑いから今日は乗らないでおこう…。そうしてズルズルと乗るタイミングが失われて、気がついたら納車されてから走行距離が全く進んでいないバイクが出来上がる訳であります。
いろんなお客さん理由があります。仕事や家の用事で忙しい毎日、初めてのバイクなので乗るという行為におっくうになってしまう…。
ならばいっそ乗る機会を初めから作ってしまえばいいのかな??と。
一番顕著に数字として現れたのが、初回点検。乗ってないとまだ、初回点検する走行距離まで走ってないよね?という事で実施率が悪かったのですが、店頭引渡しに変更してから初回点検の実施率が上がったのは言うまでもありません。
ボクもプラモデルを買っては、作らずに沢山保管されております。買うという行為で一定の満足感があり、作るという行為まで発展しない事が、毎回であります(笑)
せっかく高いお金を出して購入してもらったバイク。やはり機械なので動いているのが一番調子が良くって、バイクの楽しさが味わえます。そんな理由からウチのお店では、店頭引渡しに移行していきました。
誰かがそっと後ろから後押ししてあげる…実はバイク屋さんのお仕事ってそんなみえないところもあり、ウチのお店がそんか仕組みに変わっていった理由なんです。
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バイクライフをもっと楽しく!
カワサキプラザ桑名
三重県桑名市星川889-1
TEL 0594-31-5505
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バイクライフをもっと楽しく!

サザンが大好き、ワインも大好き、もちろんバイクも(笑)アニメからミリタリーまで幅広い多趣味です!愛車はNinja1000お店も遊びが中心♪沢山のイベントをしてます!三重県桑名のカワサキプラザ桑名 今西マシーンテクノ社長です。

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