エアフィルタの汚れ具合はなかなか判断がつかないものであります。しかも、コレ汚れているの?比べる対象が無いとわかりにくい部品であります。定期点検といつもの経験でわかる違い、実は整備し続けている一台だからこそわかるのであります。
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
定期的に訪れる点検整備。定期点検は継続的に行う事で、バイクのコンディションが整備士に伝わり統計データとなり、それを踏まえて定期点検の整備方針が決まっていきます。ウチのお店では定期的に行う点検データを元に一台一台整備を実施しております。
経験で交換していく整備から、データによる整備方針、そしてなによりも使用しているバイク乗りの使い方を考慮して、実は定期点検で預かる前にある程度整備方針を固めてから、お預かりしております。
✔︎今までの整備はどんな内容を実施してきたか?
✔︎バイク乗りのお客さんの使用状態
✔︎最近のバイクの調子とコンディション
✔︎バイク乗りのお客さんが感じたこと
実はバイクの整備って同じバイク、同じ機種でも、乗り手によって交換サイクルが違ってきたり、消耗頻度が変わったりするものであります。
例で言うならばタイヤ。
よくタイヤ交換したらどれくらい長持ちしますか?と聞かれますが、実はこれ、タイヤの寿命ってホント使い方によって大きく異なります。新車装着のタイヤでも交換サイクルは人それぞれ。
6000kmでこうかんとなる方もいれば、16000kmまで持ち堪える方も見えます。だからこそバイクだけのコンディションだけでなく、バイク乗りのお客さんの使い方やクセなども把握して、過去のデータと照らし合わせる作業が必要となるんです。
あとは、沢山の整備を見ているから、そしてデータをつ蓄積したからわかる部品。例えばエアフィルタ。
一見、個人的に見ただけでは、汚れているのか?はたまた、まだ綺麗なのか?と判断が難しい部品でもあります。新品を見比べたり、定期点検の問診時にわかりやすくその場で分解して交換の必要性を目で視覚で感じてもらうとわかりやすいですが、いかせん最近のバイクはエアフィルタを外すだけでも手間がかかるバイクが多いです。
そうなると外さずにエアフィルタの交換を決めていくことになります。じゃあどうやって判断しているのか?まさに蓄積したデータとバイク乗りのお客さんがどのように、どうやって遊んであるのか?把握しているからこそ分解する前から交換のオスススとなっていくんです。
我々バイク屋さんが何気なしにお話している時、定期点検の問診時にいろんな情報を集約して交換判断をしていく…。経験というよりデータにより蓄積された統計を元に定期点検時に交換部品のオススメをしております。
あっ、うちの場合は…デス。
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カワサキプラザ桑名
三重県桑名市星川889-1
TEL 0594-31-5505
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