基本バイクはエンジン始動すると、音がします。エンジンサウンドという言葉があるくらい。ただ、音は従来の考え方と、今の考え方はかなり変わってきたのかも。判断が難しい音の話。僕なりにまとめてみました。
こんにちは。三重のカワサキのバイク屋の代表の今西です。今日はバイクの音の話。バイク乗りにとっていい音なら、エンジンサウンドという言葉になります。けど、不快な音になると異音または、騒音となります。
ちなみにバイクはいろんなところから音が発生します。例えば…
エンジン音。中でピストンなどが凄い速さで動き、鉄と鉄どおしがあたったり、擦れたりしているので音が発生します。いい音ならエンジンサウンド♫
カムチェーンやタペット音が大きくなると異音という言葉になります。昔、規制の関係でマフラーが静かになり過ぎた時、エンジン音の方が目立ってしまい、クレームが多発した時も。音→カタカタカタカタとか、シャカシャカシャカシャカとか…
次に音がでやすいのは、ブレーキディスク。ブレーキディスクも鉄と鉄(正式にはちょっと材質が違いますが)が当たりブレーキがかかる仕組みなのでこの部品も昔から音との戦いの部品でもあります。
音→キーキーとかシャンシャンシャンとか
意外と見落としがちなのが、チェーン。ココも音が大きくなりやすい部品。チェーンがたるんでいると余計に音が大きくなる傾向があります。
音→ガチャガチャガチャガチャ
これはマニアックな所(笑)チェーンスライダー。チェーンの下、スイングアームの間にある、硬化プラスティック。チェーンとチェーンスライダーの擦れ、チェーンオイルが乾いてしまうと出るバイクがあります。
音→キュッキュッ!
ここも意外な場所。ワイヤーとワイヤーの取り回しの固定をする部品…この二つの部品の共鳴振音で音が出る時があります。
音→ウォンウォンウォン
ここも(笑)ブレーキレバーとブレーキレバーホルダの隙間が大きいとバイクの振動により音が出ます。立ちごけしてクリアランスが大きいと。
音→カタカタカタカタ
すべての音も書いた訳ではありませんがとりあえずよく言われる所をブログに書いてみました。あと音はイロイロな音が混じり複合的に聞こえたり、共鳴振音になったりとありますので。あくまでも僕の私見です。じぁあいろんな音は大丈夫な音か?異音か??これはバイク屋さんに有料点検をしてもらって判断が一番早いかと思いますよ。
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