車検証に記載している「型式」車体番号の下にほとんどのバイクは記載されております。
最近のバイクは「BC-○○○○」とか「2BL-○○○○」などね。少しマニアックなお話ですが、この「型式」は複雑かつなかなか難しいお話。この「型式」をバイクメーカーが変更するときにはすっごい労力がいります。なぜか?国からの認可がいる場合があるので。
三重のカワサキプラザ桑名の代表の今西です。
ちょうどバイク乗りのお客さんと社外マフラーのことでお話になりました。同じバイクでも型式が違うバイク。
Ninja400なんかは名称が同じだけど、全く形式の異なるバイク。型式「2BL-EX400E」と「EBL-EX400G」同じ名前のバイクだけど形式が違います。この形式は国に認可を受けて作られる型式です。並行輸入車はまた別のお話ね。
前に記載されている2BLやEBL、BCという記号は排気ガスの年度ごとによっての規制を表しています。ここでEX400EやEX400Gとなるバイクを表す記号はその年度ごとやモデルチェンジすることによって変わっていきます。
仮に2019年モデルのNinja400「型式EBL-EX400G」と2017年モデルのNinja400「型式2BL-EX400E」のバイクが同じ社外マフラーを装着できるとするならば(物理的に形が違うので無理ですが例えばのお話)、装着できたとしても、排気ガスや規制の兼ね合いで装着できない場合があります。
社外マフラーって型式ごとに「排気ガス証明成績証明書」が作られるので。面白いのが同じバイク、同じ部品番号では同じマフラーなんだけど、「型式」が違うから装着できないマフラーも存在するんです。
では「型式」ってどうやって変わるの?
実は総合的にみて同じバイクでも、例えばブレーキキャリパが違うとか、装備面で違う場合に同じバイクでも種類によって型式が変わるときがあります。反対にNinja400とZ400みたいに「型式」が一緒のバイクも存在します。あ、Z900RSとZ900RSCAFEも同じ形式ですね。
バイク屋さんって実は、バイクの名称、車体番号、そして型式(型式から年式を割り出す)バイク屋さんはその3つの情報からこのバイクはどの部品が装着できるんだろうといろいろ考えたりします。
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