長い梅雨が続きますね。バイクと梅雨は天敵だと思います。普段調子が良かったバイクが調子を崩したり、人も同じで梅雨のジメジメしているので不快感を感じたり・・・実はバイクも不快感を感じているんです。梅雨でおきた珍しい出来事。
三重のカワサキプラザ桑名の代表の今西です。
梅雨の時は、ホント説明しにくい故障が増えます。故障の原因としては大した事ない事案ばかりなんですが、まぁ説明がしにくい・・・。僕たち人間も梅雨の時って湿度がすごく高いから、不快感を感じたり、体が不調になったりしますよね?バイクも同じことが起きたりするんです。
春先に楽しく乗っていたバイク。さぁ梅雨の合間にバイクに乗ろう!としたときに・・・
あれ?エンジンがかからない。
あれ?動かない・・・いろんな突発的なトラブルが発生します。この時期だからこそ出やすい症状というものがあります。原因は湿度です。
特に多いのがエアフィルタ関連。
実はエアフィルタ関連のトラブルを抱えているバイク、一気に症状がでてバイクの始動不良となることがあります。
なぜなら、こういうこと。エアフィルタを使い続けていくと、目に見えるごみ、そして見えにくいゴミが堆積していきます。そうすると、エアフィルタというものは外気を吸いますので湿度が高い空気を吸い込むときに、付着しているごみがフィルタの目を潰してしまうんです。要はゴミが湿度によって膨張するんでしょうね。これ、ある意味夏で
カラカラになると症状が消えたりします。
次に多いのがオイルの白濁
オイルの白濁が起きやすい時期でもあります。湿度が高いと、エンジン内部と外気の温度差がでてしまい、オイルに水分が含みやすくなり白濁してしまうということ。白濁すると、オイルが重くなったり、潤滑が綺麗にいかなくなったりするので最悪の場合、重度なエンジントラブルに発展することがあります。
非常にまれのケース
ブレーキシュなどの固着。すごくまれのケースです。ブレーキシュまたはブレーキパットが固着(錆により)してしまう事案。ブレーキディスクとブレーキパット、そしてブレーキシュとブレーキシュドラムは簡単に言うと鉄と鉄がこすりあっている状態。そこに一気に錆が発生して、バイクを動かさずしておくと錆が発生してブレーキがかかった状態を引き起こします。どうなるか・・・バイクが動かないのであります。
ほんと毎年の風物詩となりつつある、梅雨時期の変わったトラブル。しかも梅雨が明けると消えいくので、また再開するのは梅雨の時期・・・。特に東海地方は他の地域とくらべても湿度が高くジメジメが高いと思うので他の地域や地方では起きていない事案でも東海地方だけ起きやすい事案なのかもしれません。早く梅雨明けしないかな…
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