現行のバイクのお話じゃなく、キャブレタ車全盛の1990年代くらいまでのお話。バイク屋三代目として思ったこと。大型バイクより原付バイクの方が整備が難しいのではないか?あっ、今は違います。電気制御が入ってきているので機械的な整備プラスパソコンや電子制御の知識がいるので。遠い昔のお話。
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
今のバイクは電子制御が沢山バイクに搭載されているので難しい作りです。バイクの機械的な整備と電子制御の整備という整備しているスタッフの知識もハンパなく必要となっております。
しかし今日お話するのは1990年代くらいまでのキャブレタ車全盛期のお話。
ボクの私見てますが、実は大型バイクと原付バイクって原付バイクの方が整備が当時は難しかったのではないか?と思うんです。
大型バイクというと1000ccクラス。下手な乗用車と一緒くらいの排気量があります。反対に原付バイクは排気量でいくと50cc。一見大型バイクの整備の方が難しく見えますがね。
何故そう思ったかというと…
✔︎原付バイクのの方がより部品が細かくなる
✔︎販売単価の兼ね合いで高価な部品が使われない
✔︎通勤など過酷な現場で原付は使用されているので壊れ方も激しい場合がある
✔︎原付バイクのカウル取り外しはまるで割れるくらいの勢いで外すときがある
✔︎壊れてからの整備入庫が多く、修理に手間取る
こんな感じでしょうかね。大型バイクも原付バイクもバイクとして考えるとどちらも一台のバイク。だから整備にかかる時間ってほぼ一緒くらい費やすんですよね。しかも過酷な環境で長時間、さらに壊れてからしか入庫されないという状況…大型バイクは意外と故障前に整備入庫が入るもんです。しかし原付バイクは壊れてからの整備入庫がほとんど。
そしてあのコンパクトな原付バイクの車体に大型バイクと一緒となる部品が中に詰め込まれている…多分今まで見てきた経験からすると一緒くらい、いや、原付バイクの方が整備が大変だろうと思います。原付バイクは何かするにでもネジが錆びて動かないとか、故障原因が多岐に渡る複合原因の為、交換部品が多発してしまったり…あと原付バイクを整備していた人は大型バイクもフツーに修理してましたが、その逆、大型バイクを普段整備している人が原付を修理しようとすると外装部品となる、案外カウル外しから苦戦したりするんですよね(笑)
あくまでもボクの私見ですがそんな感じがしますね。あと昔、ほんとに整備性が悪く泣かされた原付も沢山あったなぁ…(笑)
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