たまにあるお話。ヘッドライトやウインカーの内部に水が浸入してる・・・とお話があります。実はねほとんどの場合、これ水浸入ではなく、結露なんです。車でもよくある、寒い冬に車内で暖房をガンガンにすると内側の窓やフロントガラスが曇りますよね。要はアレです。特に気候が寒くなったり、寒暖差が激しい時、バイクを洗車したときに症状がよくでます。伝わったかな?
こんにちは。三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
この季節になると多くなるお話。ヘッドライト内部に水が!!!という相談。
これね、面白いんだけどほとんどの場合、じゃあ店頭に来てね!と来店してもらうと症状が消えているんです。
確かにひどい時は内部の水滴が確認できる時もあります。
さきほど簡単に説明したとおり、ほとんどの場合、水浸入ではなく結露という場合が多いです。これはヘッドライト内部って電気で明るくしているから熱いよね?そこにバイクが走ることによりヘッドライト表面が冷たくなり、内部温度と外部温度の差ができることにより、ヘッドライトの熱で膨張した空気が暖められ水蒸気となっていく・・・ということなんです。(水蒸気というと大げさですがわかりやすく言うとね)
車なんかでもありますよね?寒い冬に車を走らせていき、車内はガンガンに暖房をフル回転すると内側の窓が曇っていく現象・・・これとまさに同じ原理なんです。
走行している時や、洗車したときなど、ヘッドライトやウインカーの表面が急激に冷やされることにより発生する場合が多いです。
あと注意してほしいのが、水が浸入した!!!と考えてしまってヘッドライトなどには空気の逃げるための穴が開いています。たまにこれを塞いじゃえ!としている人がいますが、これはNGで。空気通行穴を塞いでしまうと、よりヘッドライトの熱により膨張した空気のひげ場所がないので、もっとヘッドライト内部が曇ってしまい、普通に使用しているバイクよりも内側のヘッドライト内部が汚れてしまう場合があります。塞いじゃダメよ(笑)
これね、夏はあまりでない相談なんですよね。これからの時期、多くなる相談案件です。
まぁよっぽどのことがない限り、消えてしまうくらいならそんなに大事じゃないと思います。ただし、明らかに水が入っている・・・というちょっと年式が立ち始めたバイクは一度バイク屋さんに定期点検をしてもらった方がいい時もあります。
今日はそんなお話~♪車だと当たり前に起きることなんですが、バイクだとみんな焦って相談してくれるんですよね。原理は同じっす!
カワサキプラザ桑名 (株式会社今西マシーンテクノ)
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