新しいバイクを納車引渡しする時に、バイクに慣らしは必要なの?と聞かれます。いろんなこと考え方ありますが、必要です!とお話します。何故ならバイク自体の慣らしも大切なんですが、ライダーの慣らしも兼ねているとボクは思います。カワサキのバイクは人馬一体という言い方が似合うバイクかな。
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
昔は慣らし運転に神経を使っていた時代もあったそうな。今ほど部品を作る工作機械もまだまだ発展途上の頃は、職人の知識と経験で作られた製品が多かったです。しかし最近の工作機械は精度もとてつもなく高く、昔ほど誤差や慣らし運転でエンジンの調子を見ていくという感じでもなくなりました。
どうだろうね…子供の頃なんかは、まだ初回の慣らし運転後にオイル交換したら鉄粉がたくさん出てきて抜いたオイルがギラギラに光っていたかな〜今はそんなオイルが出てきたら大騒ぎです(笑)
という事は新車のバイクの慣らし運転は必要ない??という意見もありますが、ボクは必要だよーん。とお話しています。
なぜなら、
✔︎慣らし運転をキチンとすると走行距離が増えた時でもエンジン音がキチンとしていないバイクより静か。(実験済)
✔︎全てが新しい部品で作られたバイクであり走行に馴染んでいないから本格的な100%の力をバイク本体が出し切れない
✔︎新しいバイクになることにより乗り継いだライダーでも慣れとは無縁になる。という事はバイク個体の動きに完全100%対応できない。
という事です。
特に三つ目の「新しいバイクになることにより乗り継いだライダーでも慣れとは無縁になる。という事はバイク個体の動きに完全100%対応できない。」
意外とこれが重要なんです。
バイクを代替えもしくは違うバイクから新しいバイクに変わる時、実は大きな落とし穴があるんです。同じバイクという個体でも、バイクって全然違うんです。
ハンドル幅が違うモノ、
アクセル全開の開け方が変わり、
コーナーリングの進入角が変わり、
バイクの重心地が変わり、
シートとタンクのフィッティングが変わり、
ホントバイクの個体全てに違う特性や特徴、スキルが全く違うんですよね。同じネイキッドでも、レプリカモデルでもメーカーが違えば考え方も変わる
…よく言われるのがホンダさんから、カワサキのバイクに乗り換えた時、前のホンダのバイクならこうだったー!!何故だー!!とね。
ボクは心の中で
「えーとホンダさんじゃなく、あなたの選んだバイクはカワサキだからさ…作っている人全く違うから。」と(笑)
一見同じように見えるバイク。全然違うからこそ慣らし特にライダーの慣らしって必要だと思うんです。
ぜひ慣らし運転しっかりとしてみてね♫
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カワサキプラザ桑名
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