「立ちゴケしました。修理したいのでブレーキレバーだけ交換お願いします!」こんな連絡がバイクはよくあります。はい!じゃあブレーキレバーだけ注文して…いざバイクを見たら…いや、ブレーキレバーだけで直るレベルではない…。実際には被害状況は見ないと分からないし判断がつきません。例えるなら、ボクの判断ですが、多分骨折しているので明日はお休みします!いや、まず病院で診てもらいますよね?判断する時は誰が判断した方がいいのかな?
こんにちは三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザの代表の今西です。
一億総コメンテーターの時代がやってきました(笑)誰もが専門家と思い、ちょっとした知識で経験をりょうがしようとする時代。
バイク屋さんあるあるでは、こんなお話が多いのも事実。「立ちゴケしました。レバーだけ修理お願いします」
と。
まずは「立ちゴケ」という定義。この立ちゴケという言葉って人によって意味合いが全然違ってきます。
ボクの立ちゴケの定義は
→停車しているバイク、もしくは低速時にエンジン出力が全くなさすぎてエンストなどと同時にそのまま姿勢が崩れてバイクの真横に倒れる出来事。
しかし…
バイク乗りの例えば…
立ちゴケしたと言葉は発せられるが、これはどう見ても走行中に速度超過、または急なブレーキ操作などによりタイヤがスリップして転倒…
つまり立ちゴケと転倒という言葉が入り混じっているんでるよね。
転倒レベルなに立ちゴケと我々スタッフに伝えられ、転倒しました!!というお話が実は立ちゴケという…
人の判断は難しいです。
しかし今回の修理入庫も立ちゴケにより損傷したレバーだけ交換依頼があったバイク。
しかしよく見ると、レバーのパソコン破損、エンジンカバーの一部か破損してオイル漏れが発生…
しかし持ち主である、バイク乗りにとってレバーしか見えていない時がたたあるんです。
だから、我々はバイクが店頭に入荷してから、検査や修理見積もりを作成してバイクの修理の段取りを決めていきます。今回も費用面でも
レバーだけなら交換工賃含めて6000円くらい。しかし実際にかかる修理費用は5万円。
レバーだけねはなく、ハンドル、レバー、ミラー、そして破損していたらブレーキレバーの取付する部品の破損…
難しい判断が迫られる場合が多いです。
ホント故障または事故により修理するバイクはいろんな故障原因があります。レバーだけで修理が終わるならなんと楽な事でしょうかね。今回ももし、バイク乗りのお客さんだけの判断で修理をレバーだけだったら、いずれ近いウチにエンジンが壊れていたと思います。何故ならエンジンカバーが割れていてオイル漏れてたから。
修理代って安く抑えるのではなく、確実に過去の遺恨が残らないように元に復元、または未来への予防措置がとれるか…結構難しい判断を迫られます。
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カワサキプラザ桑名
三重県桑名市星川889-1
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