バイク乗りのお客さんと今日はゆっくりとお話してました。今のカワサキのお話から、カワサキの昔話、川崎重工の歴史のお話、日本の工業の発展の歴史へと…歴史のお話をすると歳がよくわからなくなります。多分ボク転生者です(笑)
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
今日はちょっとゆっくりとした日。新しいバイクを購入してもらったお客さんとちょっと、カワサキプラザでていているNinjaブレントというカワサキプラザでしか飲めないコーヒーを飲みながら昔のお話をしてました。
あっ違うこちらです。
久しぶりにいろんなお話ができた日でした。
カワサキの歴史、カワサキのモノ作りの考え、そして戦後からカワサキが歩んできた歴史、そしてバイク屋としてカワサキとどう関係してきたか…
意外とお話していないカワサキとのお話をじっくりとお話した今日でした。
普段はなかなかカワサキのお話をゆっくりとしていませんが、実はカワサキって…面白いお話が沢山あるんですよね。
他の国内3メーカーは、ある意味みんなが楽しめるバイクを作っております。どのメーカーもユーザー目線で。しかしカワサキってちょっといい意味で違う気がします。語弊を無視していうならば、ユーザー目線でなく、ウチの挑戦状をバイク乗りはどう料理できるかな?と(笑)
こんな乗って楽しいはしゃげるバイク作ったんだやー!!君ならどう遊ぶ?と。
バイク乗りのお客さんってどこか少年や青年時代を残している面白い人が多いです。好奇心旺盛であり、楽しい事が大好きな人が多いかな。
そんなバイク乗りに、この怪物バイクをどう楽しめるかな??と。バイク乗りにあたかも挑戦状をたたきつけるような…(笑)
その際たるバイクカテゴリーがまさにカワサキの「Zシリーズ」とボクは思います。
Zシリーズってカワサキイズムの挑戦状みたいな位置づけのバイクであります。カワサキもいろんな意味で「Zシリーズ」には新しい魂を吹き込んでいます。
それが今度発売に向けて調整中のバイクである
「Z H2」でもあります。
正直に言います。これ市販車でだすの?
このスーパーチャージャー搭載バイクのネイキッドって…どや、風を感じてみろー!!すごいバイクはカワサキは作るんだー!!とまるで設計者の笑いが聞こえそうなバイクです。
ある意味、25mプールいっぱいのビールを飲まされて、アルコールって酔えるね!?と意味のわからない事を言われているような怪物バイクです。
けどね、カワサキって今だからこんなバイク、技術を投入していたわけでなく、昔から新しい技術、そして新しい挑戦をしてきたんですよね。
その際たるものが第二次世界大戦で実用化した旧日本陸軍の四式戦闘機「飛燕」
日本の戦時中の唯一の液冷エンジン搭載の戦闘機。
他の沢山の戦闘機がある中、唯一の液冷エンジンです。ある意味、暴走戦闘機ですが。
だって当時の日本は液冷エンジンの高度な技術って大変だったんよね。何が大変かって…
実はパッキン、またはOリングと言われるゴムのパッキンです。簡単に想像してもらうなら、水道の蛇口の中に入っている丸いリングのゴム部品。輪ゴムみたいなモノ(笑)
実はこのパッキン、またはOリングと呼ばれる部品って当時は凄く難しい部品なんです。金属と金属の合わせに漏れを防ぐ為に装着するんですが、この部品の品質も難しいですが何より金属と金属の加工面の荒さ(精度というか、金属表面の加工技術が今みたいに高くなくて…)その為にエンジンを冷やす為にエンジン内部に流れている液冷が漏れてしまい…従来のエンジン出力を出せない…という…じゃあ普通のエンジンを搭載して…ではなく、いかに強い戦闘機を作るか…
なんか今のカワサキのバイクと共通するところがあります。
なんかマニアックなお話に脱線してしまった今日のブログですが、言いたい事は、カワサキの歴史、そしてなぜカワサキのバイクが面白いのか?
ウチのお店でご成約頂くともれなく、カワサキの歴史お話を誰よりもそして「あなたは大正時代に生まれたのですか?」とボクより年上のバイク乗りに言ってもらえるお話を二時間くらいさせていただきます(笑)
カワサキじゃ無いけど、トーハツからメグロ、そしてバイク業界の歴史まで…
まるで過去を生きていた人みたいに。
あっ、転生者と呼んでくださいな〜♫
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