社外マフラーを注文したら・・・あれ、バックオーダーだ・・・いつになったら入荷するんだろうか・・・たまにあります。モノというカタチになって在庫としてある場合は、入荷がすぐですが、やはり在庫というより注文がきてから生産となる場合があるからです。バイクの販売台数と社外部品の因果関係です(笑)
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
バックオーダーという言葉がバイク業界ではよく使います。バックオーダー、つまり部品欠品中ということです。メーカーに在庫がない場合にこの言葉により部品入荷まで時間がかかる場合があります。
これを数字で表すとそりゃすべての部品を在庫となるのは無理があるなぁ・・・と感じる訳であります。
メーカー名をAとしましょう。
AのメーカーのBバイクは年間1000台販売されております。モデル形式は3年同じ形式が続いております。ということは3年間で市場に3000台供給されたバイク。
AのメーカーのCバイクは年間3000台販売されている大ヒット。モデル形式は3年同じ形式が続いております。ということは3年間で市場に9000台供給されたバイク。
バイクの台数が少なく感じる人もいると思いますが、実は年間大型バイクなんかは1000台国内で販売されるとよく売れたなぁ・・・となる感じの数字なんです。つまり年間3000台って大型バイクではとてつもないモンスターバイクなんですよね。
じゃあここで社外マフラーメーカーの気持ちになってみましょう(笑)
AメーカーのBのバイクは年間1000台販売されており、ここから何台のバイクが社外マフラーに交換していくか・・・うちのお店でも詳細なデータではないのですが、簡易データで見る限り、社外マフラーの交換比率は50%以下であります。仮に高く見積もって50%のお客さんがマフラー交換をしていくと想定すると、1000台の販売台数だと500台の交換台数。
けっこう多いじゃん!!となるかもしれませんが、ここからマフラー会社同士の熾烈な販売競争があります。マフラーメーカーって何社ある???おもいつくだけでも、国内の有名マフラーメーカーだけでも30~40社、海外もあわせると・・・50社は有名メーカーがあるとかんがえると、
1000台÷50%÷50社=10台
ありえない数字ですが、仲良くマフラーメーカー同士で社外マフラー交換を分配すると一社あたり10台、しかも種類を2種類とか作ったりした日なんかは1機種2種類で5台となる訳であります。5台・・・うーん大変ですね。
ボクもどうやって生産管理しているんだろうか??と実のところ聞きたいくらいです。需要予測と供給のバランス・・・多分大変なんでしょうね。
あくまでも推測の数字ですが、すべて在庫されない理由はやはり販売数量の兼ね合いがあるとおもいます。
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