一時、数年前までバイク業界では若者のバイク離れによって販売台数が減少していると業界では言われておりました。ボクもそう思っていましたが、なぜか違和感がありました。なぜならうちのお客さん若いもんね・・・けど全体的には減っているんだと。けど最近は思います。若者のバイク離れ・・・は多分ウソだと思います。統計の数字は時に判断を迷わせることもありますね。
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
若者のバイク離れ・・・ほんと最近までよく使われた言葉であります。けど最近使わなくなったような気がします。ボクなんかは、バッサリとバイク業界で講演の機会をいただいたときに「若者のバイク離れはありません!若者のバイク屋離れです!」と言っています(笑)
現に統計はどうとか言っているんですが、実は若い世代ってバイク欲しい人は買っているんですよね。
うちのお店でとある機種の予約状況を確認したら、
34歳以下の予約した人が全体の予約数に対して62.5%、6割の人が若いといわれる世代だったんですよね。実はボクも意外でしたが・・・。
じゃあなぜ「若者のバイク屋離れ」と言われていたのか?
多分根幹は、バイク屋さんに若い人が来なくなったと思ったからだと思います。特に正規店と呼ばれるお店にね。
実はバイク業界ってメーカーの正規取扱をしているバイク屋さんは統計される対象になっていたりするんですが、中古車をメインに扱っているお店や、大手の量販店、個人売買など意外と統計の網から抜けている場合が多いんです。そしてメーカーの正規店と呼ばれるお店はちょっと若い世代にとって入りにくいお店があります。うちもそうでしたが、バイク屋の頑固おやじがいて、常連さんがたむろして・・・そりゃ今の若い子が避けたい会社でいうこところの「飲みケーショーン」「昔ながらの接しかた」嫌がる人が多いですよね。
個人的には実はバイクはそのべったりと接することによって、いいバイクのメンテナンスができるんですが、社会的に好まれる風潮じゃなくなりましたよね?
そうなると、若い世代がメーカーの正規取扱店に来なくなり、他でバイクを調達してバイクを楽しむ・・・その楽しむ場もSNS・・・。SNSやっていなかったらそれが見えない訳で若者のバイク離れだわ・・・となっていった気がします。
現にボクもTwitterを初めてこんなに若い人が今でもバイクで楽しんでもらっているんだ・・・としばらくの間は驚きの連続でした。
そして最近のうちのお店の予約状況・・・
うーんやはり、欲しいと思えるバイクが発売となった途端にこれなので、実はバイクの国内販売台数が減少しているのは別の次元の問題があるのではないか?
と最近いろんな考えを張り巡らしている次第♪
見えないものにおびえるより、もっと自分からいろんな世界を見ないといけないですね。
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