みなさん、こんにちは。
三重のカワサキ正規取扱店の代表の今西です。
今日は朝から試運転~♪
うちのお店では、点検や重整備のあとに必ず試運転を実施しています。
短い時間の試運転もありますが、時には1時間または2~3時間になることも・・・
なぜ、整備をしてから良くなったのが、整備中にわかるのに試運転するのか?
つまりこういう事。
「お客様に想いを馳せる」
これがバイク屋の仕事だよね!と思います。
この言葉を教えてくれたのが、SISの齋藤先生~♪
↓ この人!
2009年から2016年まで実施された、メーカーであるカワサキ主催のマネージメントトレーニングの先生です。
多分、この言葉がなかったら、想いを馳せるという仕事していなかったんでしょうね・・・。
昔から、人に想いを馳せる・・・←実は苦手・・・。だから大学生から社会人になった時に、とある人を傷つけてしまったと思います。この言葉を聞いた時、「はっ!」やっと自分のアホさに気付いた時でした。(時間がかかりました)
話は戻しまして、整備したバイクの試運転です!
お客様に想いを馳せる・・・
つまり、どれだけ修理して調子がよくなったバイクでも、壊れていないけどお客さんが気になる音や、バイクのコンディションを肌で感じて、そのお客さんだったら、これは気になるかな・・・。こんな乗り方しているから、その回転数だったら、どんな振動が発生するかな・・・。と実戦で試さないと分からないからです。
ただ、これに関してもうひとつ言えるころがあります。
それはお客さん自身を知ることだと思います。
バイク屋って特殊な生き物で、四輪ディーラーや、他の異業種みたいにドライな付き合いではなく、いろいろな事を聞きます。お客さんの仕事の話、家庭の話、趣味や思考・・・。
お客さん自身を知らないと、想いを馳せる・・・ことができないんです。
ボクはバイクに関係ないお話をお客さんと沢山して、お客さんのバイクを乗る時には「コピーロボット」になるように心掛けてます。結構なところでバイクはお客さんの個性がでます。長年乗ったバイクだと、個々のバイクにお客さんのクセや特徴が。
いくらうまくても、お客さんと操作方法や、乗り方が違ったらその時その場所で、お客さんがおもった事が理解できなく、せっかく整備してもお客さんと「ズレ」がでてしまう気がします。コピーロボットになるためにはそのお客さんを知らないとコピーできないからです。
ただ、コピーはコピーすべて分かることができるというのもウソかな。
そこはお客さんとメカニック(整備士)があ~でもない!こーでもないと打合せしてメンテやセッティングを煮詰めていく作業となっていきます。
「お客様に想いを馳せる」これをするために僕たちは関係ない質問までします。
だから包み隠さず、教えてね!じゃないといいモノできないので(笑)
けど、まだまだ「お客様に想いを馳せる」できていないなぁ・・・
ガンバロ!!
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