Ninja1000は見た目と中身に、実はギャップがあるバイクの一台とボクは思います。なぜならば、大きな車体デザインは初期型からすごく変わっていませんが、このモデルになってから大規模なアップデートしております。今日はそんなNinja1000の見た目と中身にギャップがあると言った3つの理由。これを僕なりにお伝えしたいとおもいます。
(左が新型のNinja1000でレッドの右側が初期型のNinja1000)
こんにちは。三重のカワサキのバイク屋の今西です。
今日のTwitterでの「バイク屋リレー」ついに第13回に突入・・・お題は「見た目と中身にギャップがあるバイク」でボクは自分の愛車でもあるNinja1000をピックアップしました。ただ詳しくはブログにて・・・と書いたら自分でハードル上げちゃった(笑)
そんなおバカなボクですが、今日はじゃあギャップがどうあるか3つの理由をあげながらお伝えしたいと思います。
Ninja1000の見た目と中身にギャップがあると言った3つの理由とは。
1、乗っていて楽しくなっていくらでも乗って遊べる
2、初期型と比べても、こける(転倒)気がしない
3、何より欲しい部品がすべてついている
この3つが大きなギャップかな。一つ一つお伝えしていくと・・・
1、乗っていて楽しくなっていくらでも乗って遊べる
元々、Ninja1000は快適にツーリングを楽しんでもらうために、Z1000から派生したバイク。Z1000はアグレッシブに戦うバイクってイメージが強いですし、初期型はまだこのZ1000のイメージや性能をちょっと引き継いでいた感がありました。しかし、Ninja1000というブランドが確立した今、今回のフルモデルチェンジにより、よりツーリングを楽しんでもらう設定、長距離のツーリングやどれだけ乗っていても楽しめるというコンセプトで開発の人達が考えたので、普段ならありえない長距離移動でも楽しく遊べてしまう・・・乗っている時間を忘れて、次々変わる路面状況に柔軟に対応してくれるバイク。そんな一台と思います。
なぜこれが言えるかというと、初期型のNinja1000と現行のNinja1000を長距離と短距離に分けて試乗というより、ツーリングにお出かけしたから。
2、初期型と比べても、こける(転倒)気がしない
まさにこれが今回の大きなギャップかも。Ninja1000に乗っていると、こける気(転倒)しない感じがするんです!感じかよ・・・といわれそうですが、実はこれがカワサキのIMU(慣性計測装置)が見えないところでしっかりと働いている証拠。(IMUは走行中にかかる6自由度(前後、左右、上下の3方向の角度と加速度)を計測し、カワサキ独自のソフトウエアが緻密な演算を行うことで、最先端の電子制御技術が精細に車体姿勢をコントロールします。 KMJのHPより抜粋。下の写真がIMU)
従来、バイクに乗っていると「あっ!この速度でコーナーに突入すると転倒する!!!」と誰もが一度はバイク乗りならば、ツーリング中に感じた人もいることでしょう。実際ボクもよく感じます(笑)けどこのNinja1000に乗っていると「転倒する!!!」という思いが消えているんです。「あれ?綺麗に曲がっていく・・・」こける気がしない・・・と。これこそがIMUが働いている証拠なんです。勝手にバイクのIMUが計算していかに安全に乗れるか・・・計算してライダーに安心を与えているんです。ただIMUも機種によって性格が違います。Ninja1000はよりツーリングを快適に・・・という目的ですが、ZX-10Rなんかはよりサーキットで早く走れるために・・・とういう性格が違うと思ってくださいな。
3、何より欲しい部品がすべてついている
2017年にフルモデルチェンジしたNinja1000。2016年までのモデルは、やはりいろんな自分このみのカスタムをしていく傾向が強く、ヘッドライトとLED化にしたり、両灯同時点灯にしたり、もちろんETCつけたり、シートの硬さを柔らかくしたり・・・いろんなカスタム部品を投入して、自分にあったバイクを作っていくことが多くありました。
しかし、この現行のNinja1000は今までのNinja1000乗りが欲しいとか、納車後に社外部品としてカスタムしていた部品がすべて始めから搭載されているんです。
なんだかんだカスタムすると、すぐに10万円や20万円がカスタム費用として必要だったのが、全部ついているし、しかも国内販売になったことで、納車までの費用が極端に下がりました。
つまり、Ninja1000は、そんなに見た目はそんなに変わらないのですが、中身が進化しすぎているバイクなんです。というかお客さんの要望をかなり取り入れたバイクなんです。なんだ!Ninja1000か・・・代り映えしないよね!と言っている人、全然初期型と違いますから!!!正直ボクもそんなに変わらないだろう・・・と思ってました。しかし、乗れば乗るほど、この子は楽しい時間を与えてくれる子なのかも知れません。
さぁ、ハードルを自分であげたツイッターから始まった今日のバイクの紹介・・・ボクの投稿はこんなもんです(笑)みなさん、ハードルを上げるのは注意しましょう(笑)
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