バイクを購入して楽しみの一つである社外マフラーへの交換。今の大型バイクのマフラーって結構高いんです。いろんな規制をクリアするためにどうしても部材の価格などの影響でお値段が高いので中古のマフラーをネットで購入する人も多いみたいですね。ただご注意くださいね。社外マフラーに交換した400cc以上のバイクを車検するとき、必ず排ガス証明書が必要となります。社外マフラーでこの排ガス証明書がないと車検で合格にならないので注意してね。
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、代表の今西です。
意外な盲点である排ガス証明書。車検が必要となる400cc以上のバイクでよくある話。初めての車検。うちのお店で整備させてもらうのも初めてのバイク。
車検証を確認して、自賠責保険を確認。そして納税証明書を確認・・・
基本必要な書類は下のブログに書いておきました。
そして整備内容を決めるため、現車であるバイクをバイク乗りのお客さんと確認。
「あっ!マフラー変わっているよね?排ガス証明書は?」
「なんですか?それ?」
「買った時についてたでしょ?」「いや中古で買ったんで・・・」
はい!ここで話がややこしくなります。
社外マフラーには車検に受けるために必要な排ガス証明書っていうものがあります。
ただの紙切れですが、これがめっちゃ重要なんです。つまりこの排ガス証明書がないと車検受からないんです。バイクメーカーの純正マフラーって見分けることができるんです。ほとんどの場合、実はメーカーのロゴなどの刻印がされております。
これを中古マフラーとして買っていると大概この排ガス証明書がなかったりするんですよね。そうなるとどうするか?社外のマフラーメーカーに再交付の依頼をする形となります。
しかしこの作業には お金とある程度の日数が必要となってきます。
できる限り、車検を受ける前に確認をしておいてもらったほうがいいです。
あと社外マフラーでもう一つ。マフラーの排ガス検査には、
排ガス証明書の確認と排ガス濃度の測定が車検時に必要となります。
排ガス濃度の測定なんですが、実は測定で落ちる(濃度が基準値より高くなる)場合があります。なんでやねん!!!と言われますが、実はマフラーって永遠に壊れないものじゃないんです。排ガスを処理している部分や、サイレンサー内部のバッフルと呼ばれる部品が時間と使用頻度の兼ね合いで弱っていき、排ガスを処理できくなっている時があります。そんな時はマフラーを修理に出すという方法となります。(結構お金かかりますが)
ということで排ガス証明書ちゃんと手元にある??注意してね!
あっ!ちなみにうちのお店でバイク買った人はほとんどの場合、すぐにみんな無くすからボクが管理と保管しています。ホントこの排ガス証明書をみんなよく無くすので (笑)
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