さぁ、今日はツーリングだ!!と家をスタートしてバイク乗りの友達と合流する地点へ・・・と走っている瞬間にザザーーーーーーとバイクが滑って転倒してしまった・・・・と。実はうちのお店の転倒修理履歴の統計より転倒するリスクは出発してから10分間の間に起きることが多いと思います。魔物にご注意を。
こんにちは。三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
長期連休の間、バイク屋さんも結構お休みになっているところも多いと思います。そしていつもと同じ道で油断していると・・・足元をすくわれます。今日は家から10分間に魔物が存在するお話~♪
今日は楽しいツーリング~♪というときに朝からやってもうたー!と電話があり緊急出動をすることがあります。転倒修理の統計をみても実は出発してから10分間の間に転倒することがあります。これはまさに条件が重なりあって起きています。根本の原因はタイヤが温まっていなくての、スリップが原因。けどこれだけでは転倒は起きません。要は複合原因が発生しているのです。
転倒したバイク乗りにその時の状況を聞いてみると
✓普段からいつも使っている道だけど・・・
✓いきなり曲がろうとしたらバイクが滑って・・・
✓少しだけ待ち合わせに遅れそうな間に合いそうな時間だった・・・
✓少しだけ暖機運転をさぼった・・・
お話を聞くとこんな感じでいろいろといつもと違う点が見えてきます。
一番怖いのが
「普段からいつも使っている道だど・・・」
ここに油断が発生するんですよね。僕もそうですが、ツーリング先では新しい道、そして遠くまでツーリングに来たことで多少の緊張感をもって運転しています。けど家の近所、いつもの道・・・緊張感ないですよね。
「いきなり曲がろうとしたらバイクが滑って・・・」これは実はいきなりではなく実はいつもと少し違う速度だったということが多いです。「少しだけ待ち合わせに遅れそうな間に合いそうな時間だった・・・」と「少しだけ暖機運転をさぼった・・・」にも関連してきます。
待ち合わせ時間に大幅に遅れる時って、そんなにみんな慌てて走らないですがちょっとだけ遅れそうな間に合いそうな時って意外と焦りますよね?そしてそんなときは暖機運転は走りながらで・・・ここが回転数が高いのも注意するところ。暖機運転は回転数がオートチョークにより高くなっているのでどうしても回転数が高いということは出力がいつもよりでているということ。
少しずつ、いつもと違うシナリオが重なっていくとそれに伴って足し算となり、走り出してから10分で転倒するという事態に遭遇してまうことがあります。
みなさんもきおつけてね!
0コメント