カワサキプラザ山梨が来春に誕生します。いつもバイク業界のお仕事でお世話になっている吉田さんが代表を務めるお店が「カワサキプラザ」として生まれ変わります。カワサキプラザは新しいカワサキの提案をしていく場所でもありますが、違う論点からカワサキプラザの必要性についてお話したいと思います。一言で言うならば、バイク乗りの為にずっと続けていけるお店を作ること。
こんにちは、三重のカワサキこバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
カワサキ、ホンダ、ヤマハと各メーカーで販売店政策の大きな転換点を迎えています。多分、この数十年で一番大きな転換期だと思います。毎日覚える事があって大変だけど、面白い毎日でもあります。何故なら新しい事知る事ってワクワクじゃん!と。
カワサキプラザという販売店の新しい一つの作り方が始まり、新しいお店に期待してくれている方、そうで無い方、いろんな意見があります。今日は違う論点からカワサキプラザをする上で最近感じた事を。僕はとりあえずカワサキプラザは新しいバイク屋のカタチとして必要だと思います。
理由として、
✔︎他業種が進化していく中でバイク業界だけ進化が止まっている
✔︎バイク屋さんの後継者問題。
✔︎若い世代に魅力があるお仕事に。
他業種が進化していく中でバイク業界だけ進化が止まっている
ずっとバイク業界にいると意外と見えないのですがここ数年、沢山の他業種の方と知り合い、そしていろんなお話を聞いてきました。そこで感じたのはバイク業界は多分15年くらい遅れている職種だと。
バイクはもちろん進化しています。しかし業種と見た時に何も変わっていないんですよね。他業種が進化している中、止まっていたら…そりゃ人々から忘れていかれます。それを新しいカワサキプラザというカタチで新たに伝える場所を作っていると考えます。バイクの楽しさを発信する場所として。
バイク屋さんの後継者問題。
実はバイク屋さんの店主の平均年齢って結構高いんです。バイク屋さんが増えた時はうちのオヤジの世代。ウチのオヤジでももう70歳。歳だからやーめた。それも一つの考え方だと思います。しかし、残されたバイク乗りはどうしたらいいの?整備は?アドバイスは?リアルに伝える事がまだまだ必要なバイク、そんなバイク屋がここ10年で後継者問題でバイク屋自体が少しずつ減っているんです。特に街でしっかりとバイク乗りを支えてきたバイク屋さんがね。
若い世代に魅力があるお仕事に。
多分これが一番問題なんです。どこのお仕事でも人手不足です。採用募集しても来ないって。ここ半年間の間にいろんな業種の人に聞いてみても、かなり深刻みたいですね人手不足。バイク屋もそうなんです。けどね、バイク屋これまた若い人今のままでは、絶対にしたくないお仕事ナンバー1です!!
だって、休みないし、給料安いし、キツいし、専門的なお話多いし…20代の人やいろんな人にお話聞いてもバイク屋にはスタッフが集まりにくいと言われました。しかしこれを解決しないと多分お店って続いていかないと思うんです。
今までのバイク屋しんはスタッフや店主の多重労働の上に成り立ってきてました。好きだから、そして責任感が強いハンパない人が多いから。しかしそれではその人が倒れたら…じゃあどうするの?
しっかりとお客さんからバイクを購入してもらい、利益を会社として作り、給料や福利厚生をしっかりと世間の他業種が羨むくらいにしないといけないと思うんです。その為には仕組み作り、そして会社として継続できる体制作りが今まさに転換期に行われているんです。
前のままのがよかったと言われます。しかし前のままだといずれ、僕でさえ引退する時がきます。その時にはキチンとその後までバイク乗りのフォローができる体制作り、ボクはね今この方がより未来のバイク乗りの為に繋がっていくと思うんです。
僕のおじいちゃん、そして両親は決してバイク屋を継がせようとしなかった。何故なら大変であり、より大変な時代に突入するとみていたから。しかし僕はね、娘に自信を持ってバイク屋継いでみなら〜♫超面白い仕事だよー!!と言えるようなお店にしたいかな。
という事でその為にはバイク乗りの方、バイクウチでご購入いただければと思います(笑)
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