ここからやっとNinja1000SXの感想を詳しく書いていきたいと思います。ただ何と比べての感想なのかをはっきりと記載していきたいと思います。多分人によって判断が分かれる意見も出てくると思うので♫
こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
2020年4月より発売となったNinja1000SX。
やっと本格的に乗れました。さすがに立場上発売してからバンバンなるわけにもいかず…ずるずると稼働までに2ヶ月…。
さてこの新型のNinja1000SXですが前モデルのNinja1000と比較したお話を中心に感想を書いていきたいと思います。
ちなみにNinja1000SXを乗る2日前に前モデルの(Ninja1000にて100kmくらい走行しております。)
まず乗ってすぐに感じたこと。
「おーい!!これちゃんと納車整備した!?前タイヤの空気圧が少ないのと違う??」乗ってすぐに感じた異変。しかしすぐに測ってみると空気圧は正常。けどなんか空気が少なく感じたんですよね。つまり空気が少ないと感じた理由は地面に対しての接地感がベターー!!という感じが強くワザと接地感を出すために空気圧を少なくしているのか??と勘違いするくらいの接地感でした。地面に張り付いているといいましょうかね、多分前モデルと比べたらフロントタイヤの接地感の受け取り方が全く違っております。
そして気になったハンドルの長さ。多分このモデルから乗った人にはわからない違い。
しかしNinja1000を乗り継いで新型のNinja1000SXに乗り換えた人はハンドルグリップの位置が外側に1cm変わるだけでこんなに感じが変わるんだね展示とわかると思います。ボクはこのハンドルの長さは前モデルの長さの方が好きかな。しかし今回の新型Ninja1000SXは標準装備でグリップヒーターが装着されているので致し方ないのですがね。
左ハンドルスイッチが意外と使いやすかった。
NinjaH2あたりから使われだした新しいハンドルスイッチ。操作性がウインカーが出しにくいとあまり評判が良くなかったのですが、個人的にはあんまり使いにくいは無かったですね。しかしボクは手がかなり大きな方なので、手のひらが大きくない人にとっては少し遠く感じるのかもしれません。動く感触も○です。
モードセレクションについて
とりあえず標準で3つのモードセレクションが用意されております。Rainモード、roadモード、sportsモードとね。3つともいろいろガチャガチャ切り替えて遊んでみましたがどれも面白い設定でした。Rainモードなんかかなりパワーを抑制をきかせているので雨の時楽やわ…と。多少寝ぼけた走り(寝ぼけて走ったら危ないからね、例えね(笑))
でもバイクが勝手にアクセルワークを抑えてくれるのでいい感じでした。
電子スロットルについて
別にいいんじゃない!?という感じ。街乗りレベルでは従来のアクセルワイヤーとの違いはあんまりわからないかな。サーキット系の走りをした時にはコンマ何秒のレスポンスの違いが見えると思います。けど公道はそれよりも路面の凹凸感でレスポンスが分かりにくいので、違いはわからないと思います。
IMU(自動慣性計測装置)について
これは明らかに進化しています。中身はブラックボックスなので正確な情報はわかりませんが、地面対する張り付き度が以前のモデルより増していると思います。よりこける気がしないという感じ。sportsモードでもかなりお仕事してくれている感触があるので安全性はさらに向上していると感じました。
純正スクリーンについて
ノーマルのスクリーンは風の抵抗が増えた感じがします。より風の抵抗を減らしたい人は純正オプションの大きくなったラージスクリーンに交換をお勧めします。しかしせっかくなので500kmくらいノーマルスクリーンで走行してからラージスクリーンに交換してみてください。スクリーンの偉大さが肌で感じれます(笑)
シートの固さについて
シートの固さは前モデルとあまり変化がありません。しかし前々モデル(初期型あたり)と比べると柔らかくなっております。ただし一番難しいのが乗り換え前のバイクが何だったのか?ここが重要です。もしあなたがダエグや、ZX-14Rあたりら乗り換えならば、シートが硬く感じます。ボクもダエグから乗り換え時そうだったから。
あと新しく搭載されたクイックシフターやオートクルーズですが、まだ長距離やガンガンツーリングに行けていないので、ツーリングが再開できた時に使ったみたいと思います。ウチの購入していただいたお客さんにもまずはバイク本来の性能で楽しんでくださいね!と。クイックシフターやオートクルーズ機能はバイクの扱いに慣れてからお楽しみくださいとお伝えしてます。という事でその辺の新しい機能については使ってみてまた感想を書きたいと思います。
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