キー(カギ)を回して開ける…当たり前の動作なんですがカギだけ回してる?それともシートを押さえながらカギを回してる?実はこの動作一つでキー(カギ)の寿命とキー(カギ)の曲がりを押さえられます。できればこの方法の方がキー(カギ)が曲らなく長年使い続けることができます。
こんにちは。三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
キー(カギ)が曲ってしまった!!!スペアキーを作成してください!!と依頼があります。どうしてもキー(カギ)は使用環境や年数が経つと曲っていきます。曲る理由として最大の原因がキー(カギ)を指すシリンダ側の動きが悪くなる時。
シリンダ側の動きが悪くなることって
✔シリンダ内部のグリス切れによりシリンダ内部の部品の動きが悪くなった。
✔シートのキー(カギ)シリンダがシート内部に荷物を入れすぎて動かなくなる。
この2種類でキー(カギ)が回らなくなり、キー(カギ)を力任せに回そうとしてキー(カギ)が曲っていくということになります。
そして、バイクにはキー(カギ)を指して回すところが三箇所から四箇所存在します。
⚪メインキーシリンダ エンジンを始動したり止めたりするところ
⚪タンクシリンダ ガソリンを入れるところ
⚪シートシリンダ シートを開けるところ
⚪ヘルメットロックシリンダ ヘルメットをバイクに停車中にかけるところ(バイクによっては無いけど)
その中でシートを開ける時、どうやって開けてます??
ただキー(カギ)を回す。
シートを押さえながらキー(カギ)を回す。
ボクはシートを押さえながらキー(カギ)を回してシートを開けることをオススメします。
何故なら、数年間使い続けると段々とシートのキーシリンダのワインディング回りが悪くなったり、無理なシート内への荷物を積載によってシートが開きにくくなるんですよね。
手順はこうです。
1、シートのロックあたりに手で少し押す。
2、手を押しながら違う手でキー(カギ)を回す。
3、シートを開ける…
と少しだけの手間で結構簡単にシートが開きます。これはスクーターも大きいバイクも同じです。
ぜひお試しくださいね。キー(カギ)が曲がりすぎるとスペアのキー(カギ)が作れなくなってしまう時もあるので。
あと機種によってシートロック位置が違うので必ずそれぞれのシートロックがかかる場所は把握しておいてね。シートを押すところはシートロックがかかる真上あたりが適切だと思います。
Z900RSやZ900RS CAFEはこのシートを押す位置はこんな感じ。
Ninja650はこのシートを押す位置はこんな感じ。
ぜひこの方法で習慣化してもらうといいかな・・・なぜならば習慣化していないといざというときに焦って曲げてしまうから(笑)
カワサキプラザ桑名 (株式会社今西マシーンテクノ)
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